2000年代半ば、掲示板サイトや個人ブログが爆発的に普及した。当時は現在ほど著作権や肖像権の監視が厳しくなく、テレビ番組のキャプチャ画像や雑誌のアイキャッチが大量に違法アップロードされていた。
この環境下で悪質化していったのが、アイドルの顔写真と第三者の裸体を合成した「コラージュ画像(ディープフェイクの原型)」の拡散である。矢口真里もその被害を受けた一人であった。捏造された画像が「本物の流出写真」であるかのようにネット上に流布し、それを目的とした検索行動が定着してしまったという悲しい現実が存在する。
アフィリエイトサイトによる検索語句の誘導
当時の悪質なまとめサイトや画像掲示板は、アクセス数を集めるために「矢口真里 流出」「矢口真里 エロ画像」といった過激なタイトルを意図的に多用した。ユーザーがクリックしても目的の画像は存在せず、無関係な広告が表示されるだけの「釣りコンテンツ」が横行したのである。