十六世名人・中原誠の現在と波乱の歩み!大山・米長戦から林葉騒動の真相

十六世名人・中原誠の現在と波乱の歩み!大山・米長戦から林葉騒動の真相

十六世名人・中原誠の現在と波乱の歩み!大山・米長戦から林葉騒動の真相の総合ガイドをご紹介します。最新トレンドが満載です。

中原誠の現役時代を彩った最大のライバルが、同世代の盟友であり好敵手でもあった米長邦雄永世棋聖です。端正で合理的な「自然流」の中原に対し、泥臭く相手の心理の裏をかく「泥沼流」を標榜した米長との対決は、昭和の将棋界における最大のドル箱カードでした。

両者の公式戦対局数は実に187局(中原106勝、米長81敗)にのぼり、数々のタイトル戦で激突しました。米長が「中原さえいなければ、自分はあと十数期はタイトルを上積みできた」と述懐するほど、中原は米長の前に巨大な壁として立ち塞がり続けました。

また、盤外では対照的な性格でありながら互いを深く認め合っており、後年に米長が日本将棋連盟会長に就任した際も、中原は副会長や名誉ある立場から棋界運営を支え合いました。盤上では容赦なく削り合いながら、盤外では深い絆で結ばれていた二人の関係性は、昭和棋界が放った濃密な人間ドラマの象徴です。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。