『Sugar』が収録されているのは、嵐の通算16枚目のオリジナルアルバム『「untitled」』(2017年10月発売)です。「未完成」「あえてタイトルを付けない」という挑戦的なテーマを掲げた同作において、本作はまさにグループの成熟と実験精神を象徴するポジションを担っていました。
作詞・作曲・編曲を手掛けたのは、J-POPシーンに数々の名曲を送り込んできたクリエイターHIKARI氏(作詞は松本有加氏との共作、作曲はSTEVEN LEE氏との共作)。エレクトロニックなビートと滑らかなアール・アンド・ビーのグルーヴが交差する緻密なサウンドスケープは、アイドルポップスの枠組みを軽やかに超越し、国内外の音楽ファンからも高い評価を獲得しました。
キャッチーなメロディの中に差し込まれる変則的なコード進行や空間を活かしたトラックは、嵐が築き上げてきたボーカルグループとしてのポテンシャルを最大限に引き出す器となったのです。