これまで、好奇心や学術的興味からダイオウイカの実食に挑戦した研究者や専門家は複数存在します。その中でも特に有名なのが、魚類学者でタレントのさかなクンによる試食エピソードです。
メディア企画で漂着したダイオウイカの調理・試食に挑んださかなクンは、その味を「しょっぱくて、ツーンとした刺激がすごい」「まるでパーマ液のようなにおい」と表現。魚介類への深い愛と知識を持つさかなクンでさえも、美味しさを見出すことは極めて困難でした。
また、国立科学博物館の監修者や海洋生物の研究者たちによる実食レビューでも、以下のような過酷な感想が一致して記録されています。
- 刺身で食べた場合:「一切れ噛んだ瞬間、鼻の奥にツンとくる刺激が走り、しょっぱさと苦さで喉を通らない」
- 茹でて加熱した場合:「熱を加えることでアンモニア臭が気化し、台所中が異様な刺激臭で満たされ、身はパサパサのゴムのようになる」
- 天ぷら・フライにした場合:「衣で閉じ込められた高熱のアンモニア成分が一気に口内で爆発し、刺激が倍増する」