見た目が派手で一見すると強そうに見える「火属性(Fire Aspect)」と「ノックバック(Knockback)」ですが、ベテラン勢のツールボックスからは意図的に外されるケースが目立ちます。これには、実際のプレイ現場における重大なデメリットが関係しています。
まず、火属性が付与された剣を敬遠する主な理由は以下の3点です。
- 炎上したゾンビからの延焼ダメージ:燃えているゾンビに近接攻撃を受けると、プレイヤー自身にも火が燃え移ります。激戦時に視界を塞がれ、継続ダメージで体力を削られる事故が頻発します。
- エンダーマンの暴走とパニック:火属性のダメージを受けると、エンダーマンは狂乱状態に陥り、予測不可能な高速テレポートを繰り返します。安全な討伐が極めて困難になります。
- 経験値トラップでの効率低下:トラップタワーで敵を処理する際、炎上によるドロップアイテムの焼失リスクや、炎ダメージによる死亡判定がプレイヤーキルとして処理されない不具合・挙動のズレを招く要因になります。
牛や豚を倒した際に調理済みの肉がドロップするという利点はあるものの、食料自動生産機が整備された中盤以降では、このメリットは急速に色褪せます。
さらに深刻なのがノックバックの弊害です。敵を大きく後方へ弾き飛ばす効果は、一見すると被弾を防ぐ防御策に思えます。しかし、スケルトンを弾き飛ばせば「敵の得意な射撃間合い」に自ら送り出すことになり、矢の雨に晒される結果となります。また、ドロップした鉱石や経験値オーブが散らばり回収効率が落ちる点や、攻撃のテンポが途切れてコンボが繋がらない点も、現場のプレイヤーから嫌われる大きな要因です。