世良公則のキャリアを語る上で欠かせないのが、同時代を駆け抜けてきた盟友・桑田佳祐との特別な関係性だ。同じ時代にデビューし、常にシーンの頂点で競い合い、互いを認め合ってきた二人の結びつきは、日本の音楽史における奇跡と言っていい。
チャリティソングや大型音楽イベントでの共演など、二人が交差する瞬間に生まれるケミストリーは、常に業界の枠組みを超えた大きなニュースとなってきた。互いにリスペクトを払いながらも、いざ同じ板の上に立てば一歩も引かない火花散るセッションを繰り広げる。
桑田佳祐という偉大なフロントマンの存在は、世良にとっても常に強烈な刺激であり続けている。ライバルであり、戦友。二人が放つ言葉とサウンドは、混迷を極める現代のエンターテインメント界において、確固たる羅針盤のような力強さを持っている。