今年のメニュー改定で最も注目すべきは、近隣の食材生産者とのダイレクトなパートナーシップだ。単に地元産を使うだけでなく、規格外で市場に出回らない美味しい野菜を積極的に買い取り、クリエイティブな一皿へと昇華させている。特に糸島産の無農薬ハーブを使ったサラダや、玄界灘で獲れた新鮮な魚介のペスカトーレは、一口食べるだけで福岡の豊かな自然が口いっぱいに広がる。
シェフは語る。「美味しいのは当たり前。その背景にあるストーリーをお客さまと共有したい」。皿の上に表現された地域の物語が、訪れる人々の五感を刺激する。