1968年にリリースされた『三百六十五歩のマーチ』は、水前寺清子の名を永遠に日本の音楽史へ刻み込んだ金字塔です。「しあわせは 歩いてこない だから行進して ゆくんだね」という前向きなフレーズと、「ワン・ツー、ワン・ツー」のリズミカルな掛け声は、単なる演歌の枠組みを軽々と飛び越え、国民的応援歌として日本全土に響き渡りました。
高度経済成長に沸く日本で、汗を流して働く人々の背中を押し続けたこの楽曲は、時代が移り変わった現代でもCMや運動会、イベントなどで歌い継がれています。落ち込んだとき、立ち止まりそうになったとき、チータの突き抜けるような歌声はいつでも「一日一歩」の大切さを教えてくれます。