香ばしい煙と炭火の香りが漂う敷地内の「鮎市場」。ここでは、目の前を流れる四万十川で地元漁師が一本釣りや刺し網で揚げたばかりの天然鮎がズラリと並ぶ。養殖鮎とは引き締まり方が全く違う。身の引き締まり、そして内臓独特の香ばしい苦味と甘みが混ざり合う味わいは、まさに絶品だ。
特に数量限定で提供される焼きたての塩焼きは、皮はパリッと香ばしく、中の身は驚くほどふっくら。初夏から秋にかけての解禁シーズンには、この味を求めて遠方から駆けつけるグルメファンが後を絶たない。職人が一本一本丁寧に串を打ち、遠火でじっくりと焼き上げる姿は、一見の価値がある職人技そのものだ。