寺尾常史の死因と壮絶な闘病記|角界の貴公子が遺した魂

寺尾常史の死因と壮絶な闘病記|角界の貴公子が遺した魂

寺尾常史の死因と壮絶な闘病記|角界の貴公子が遺した魂の要点や背景を丁寧にまとめました。最新トレンドを一目で把握できます。

寺尾関の相撲人生を語る上で欠かせないのが、父である先代井筒親方(元関脇・鶴ヶ嶺)と、長男・鶴嶺山、次男・逆鉾(元関脇)、三男・寺尾という「井筒3兄弟」の宿命と絆です。

若い頃の写真を見れば一目瞭然の通り、彫りの深い端正な顔立ちと引き締まった筋肉美は、昭和末期の相撲ブームにおいて爆発的な女性人気を獲得しました。しかし、本人は単なるアイドル力士扱いされることを激しく嫌い、人一倍激しい猛稽古に打ち込みました。「寺尾」という四股名は、3兄弟が幼い頃に病気で他界した実母・節子さんの旧姓であり、「母の名を汚すような不甲斐ない相撲は絶対に取れない」という強い覚悟が込められていました。

次男の逆鉾関とは部屋の看板力士として競い合い、ともに三役(関脇)まで昇進。兄弟で土俵を盛り上げる姿は相撲史に残る名場面となりました。2019年に兄の逆鉾(井筒親方)が58歳の若さで先立たれた際、寺尾親方は深い悲痛を滲ませながらも「兄の分まで自分が相撲道を全うする」と誓ったエピソードはファンの涙を誘いました。

山田 真由
著者

山田 真由

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。