かつては地元住民の日常食であり、知る人ぞ知るB級グルメの代表格だった。しかし現在の客層は劇的に変化している。SNSでのショート動画ブームをきっかけに、焼きたての餃子から溢れ出る肉汁や、鉄板で焼き上げる臨場感そのものがコンテンツとして世界中に拡散。TikTokやInstagramでの総再生数は今年に入り過去最高を更新した。
欧米から訪れた30代のカップルは「東京から新幹線ですぐに来られるアクセスの良さも魅力。ただ食べるだけでなく、店ごとに異なる皮の厚さや具材の比率を比べられる体験自体がエキサイティングだ」と笑顔を見せる。食の多様性に対応し、グルテンフリーの皮やヴィーガン対応の餡を提供する店舗が増えたことも、海外からの訪問客を押し上げる要因となっている。