英語学習者が最も頭を悩ませるのが、「in order to」「so that」との使い分けです。辞書上はどれも「〜するために」と記載されていますが、フォーマル度とニュアンス、文法的な接続条件には明確な境界線が存在します。
以下のデータ比較表は、文法的な制約、スタイル(文体)、意味の伝達力を整理したものです。
so as to と in order to の違い:焦点と硬さ
so as toとin order toの違いにおいて最も重要なのは、「in order to」の方が目的意識を強く前面に押し出すという点です。「order(秩序・順序)」という単語を含んでいるため、「目的を達成するための整った段取り」というニュアンスが漂います。一方、「so as to」は淡々と前後の因果を接続するやや古風で硬質な文語体です。
so that との使い分け:主語の制約
so thatとの使い分けで意識すべきは「主語が一致しているかどうか」です。so as to の場合、目的の動作を行う主体は原則として「文の主語」と同じでなければなりません。
- ○ I left early so as to arrive on time.(早く着くのは「私」)
- × I left early so as to he could meet me.(文法破綻)
- ○ I left early so that he could meet me.(主語が「私」から「彼」に切り替わるため so that 節が必須)
主語を別の人物や事物に設定したい場合は、不定詞構文ではなく接続詞の so that を選択するのが絶対のルールです。