地域医療構想のもとで高度医療を提供する大病院では、かかりつけ医との役割分担(病診連携)が厳格に運用されています。松山赤十字病院における初診の紹介状に関する取り扱いもその一環であり、受診前に最も注意すべきポイントです。
同院を初めて受診する場合、あるいは前回の治療完了から長期間が経過して新たな症状で受診する場合は、地域のクリニックや診療所が発行した紹介状(診療情報提供書)の持参が原則となります。紹介状を持たずに直接来院して受診することは不可能ではありませんが、健康保険の自己負担分とは別に、国の定める選定療養費として7,700円(税込)が徴収されます。これは軽症患者の集中を防ぎ、高度急性期治療を必要とする重症患者へ医療資源を優先配分するための公的ルールです。
初診をスムーズに進めるためには、紹介元の医療機関から地域医療連携室を通じて事前に松山赤十字病院の外来予約を取得してもらうルートが最も確実です。個人で予約を取ることは一部の診療科を除いて難しいため、まずは身近なかかりつけ医を受診し、紹介状と予約票を発行してもらう流れを基本としてください。
なお、病院の総合的な問い合わせや各部署への取り次ぎが必要な場合は、松山赤十字病院の電話番号(代表:089-924-1111)へ連絡することで、担当窓口や外来受診の相談窓口へ案内してもらえます。