直訳の罠に最も陥りやすいのが、特定の動作を伴う「そのまま」です。日本語では同じ単語ですが、英語では動作そのものに焦点を当てて表現を組み立て直す必要があります。
料理の文脈で「調味料をつけずにそのまま食べる」と言いたい場合、"eat it as it is"も通じますが、より自然なのは"eat it plain"や"eat it without adding anything"です。また、加熱せずに「生のまま食べる」であれば"eat it raw"と具体的に表現するのが英語らしいアプローチとなります。
さらに注意が必要なのが「そのまま待って」という表現です。決して"Wait as is"とは言いません。電話口で「切らずにそのままお待ちください」と伝えるなら"Please hold on."や"Stay on the line."を用います。その場から動かずに待ってほしいときは"Just stay right there."と表現するのが標準的です。