海外旅行先で「Draft Beer(ドラフトビール)」を注文すると、日本とは少し異なるニュアンスに気づくかもしれない。欧米において「Draft」や「Draught」は、文字通り「樽(ケグ)から注がれたビール」を指すことが多い。パッケージが缶や瓶であれば、たとえ非加熱であってもそれを「ドラフト」と呼ぶことには違和感を持たれることがある。
日本国内では、業界の自主基準(公正競争規約)によって「生ビールとドラフトビールは同義」と定められている。このため、日本のメーカーが海外へ輸出する際や、外国人観光客が日本でビールを注文する際に、この定義のズレがちょっとした誤解を生む原因にもなっている。