事故が起きたのは未明の時間帯。見通しの良い直線区間でありながら、現場は異様な光景と化していた。金属が激しくきしむ音とともに複数の車両が衝突し、路上には散乱した部品や荷物が数十メートルにわたって飛び散っていたという。
後続を走っていた高速バスの運転手は「突然前方のブレーキランプが連鎖的に点灯し、直後に大きな衝撃音が響いた。煙が立ち込め、何が起きたのか一瞬分からなかった」と当時の恐ろしい状況を語る。現場に駆けつけた救急隊員も、潰れた車体から被災者を救出する作業が極めて困難を極めた様子を明かしており、事故の凄まじさを物語っている。