現在、日本の公道に配備されている速度違反自動取締装置は、設置形態や測定方式によっていくつかの世代に分かれています。旧来のレーダー波を用いるタイプから、最新の光線(レーザー)スキャン型への移行が急速に進んでいます。
現在、高速道路や主要幹線道路の主役となっているのが「LHシステム」です。頭上にレーダーコーンが見当たらず、一見すると道路情報カメラやNシステム(自動車ナンバー自動読取装置)と誤認しやすい形状をしています。LHシステムを現場で正確に見分けるポイントは以下の3点です。
- 路面の埋設痕:カメラ手前数メートルのアスファルトに、ループコイルを埋設した四角い溝の補修跡(切り込み)が存在する。
- 路肩の大型支柱:道路上部に張り出したF型または門型の白い支柱に、車線ごとに配置された「撮影用カメラ」と「赤外線ストロボ」が対になって並んでいる。
- 予告看板の存在:固定式の場合、数百メートル〜数キロ手前に「自動速度取締機設置路線」「速度自動警告システム作動中」などの青色や白色の長方形看板が必ず複数枚設置されている。
以下の比較表は、現在公道で遭遇する代表的な取締装置の技術的特徴と運用実態をまとめたデータです。