Q1:お風呂の残り湯を使ってシンクのつけ置きをしても効果はありますか?
A1:温度の観点からは40℃前後を保っていれば過炭酸ナトリウムは活性化しますが、衛生面を考慮すると食器や調理器具のつけ置きにはおすすめできません。残り湯には皮脂や雑菌が含まれており、除菌効率が低下するリスクがあります。五徳や換気扇部品など、口に入らない油汚れのつけ置きであれば有効活用が可能です。
Q2:つけ置き時間は長ければ長いほど汚れは落ちるのでしょうか?
A2:長時間の放置は逆効果になるケースが多いため厳禁です。過炭酸ナトリウムの酸素放出反応は投入から1〜2時間でピークを迎え、その後は効果が減衰します。半日以上放置すると、お湯が冷え切って溶け出した油汚れや雑菌が素材に再付着したり、金属部分の腐食が進む恐れがあります。最大でも2時間以内に引き上げてすすぐのがプロの鉄則です。
Q3:酸素系漂白剤でシンクのコーティングが剥がれることはありますか?
A3:一般的なステンレス製シンクや人工大理石(アクリル系・ポリエステル系)であれば、通常の濃度と1時間程度のつけ置きで傷む心配はほとんどありません。ただし、近年増えている撥水・親水コーティング施工済みのシンクや、築年数の経過した特殊塗装シンクの場合、強アルカリによってコーティング層が曇るリスクがあります。目立たないスミで事前にパッチテストを行うか、施工メーカーの取扱説明書を確認してください。
Q4:誤って塩素系漂白剤と混ぜてしまった場合、有毒ガスは発生しますか?
A4:塩素系と酸性洗剤(クエン酸等)を混ぜたときのような有毒な「塩素ガス」が発生するわけではありません。しかし、酸素系と塩素系が反応すると、互いの酸化力を打ち消し合って急速に分解し、大量の酸素の泡とともに発熱する恐れがあります。双方の洗浄・除菌効果が完全に無力化されるため、絶対に同時使用・混合は避けてください。