Q1:鶏むね肉と鶏もも肉、どちらを使うのがより本場に近いですか?
A1:本来の治部煮は野性味のある鴨肉を使用するため、コクやジューシーさを求めるなら「鶏もも肉」、上品であっさりとした仕上がりを目指すなら「鶏むね肉」が適しています。現代の料亭では、繊細な口当たりを活かせる鶏むね肉が好まれる傾向にあります。
Q2:すだれ麩も車麩もない場合、他の食材で代用できますか?
A2:油抜きをした「厚揚げ」や「油揚げ」、あるいは「焼き豆腐」で代用可能です。出汁をたっぷり吸い込み、治部煮特有のとろみと相性抜群の具材になります。彩りとして結びしらたきを加えるのもおすすめです。
Q3:前日に作り置きしても美味しく食べられますか?
A3:治部煮は肉の表面の衣が出汁を吸うため、出来立てのツルンとした食感が最大の魅力です。作り置き自体は可能ですが、翌日はとろみが薄れたり衣がふやけたりしやすくなります。作り置きにする場合は、具材と出汁だけを前日に煮ておき、食べる直前に温め直して鶏肉を滑り込ませる方法が最適です。