スラング「Kinky」の本当の意味とは?劇中セリフと意外な使い方

スラング「Kinky」の本当の意味とは?劇中セリフと意外な使い方

スラング「Kinky」の本当の意味とは?劇中セリフと意外な使い方についての真相を徹底解説します。

この単語のポジティブな受容を決定づけた金字塔といえば、全世界を感動の渦に巻き込んだ作品『キンキーブーツ』だろう。経営難に陥った靴工場の跡取り息子とドラァグクイーンが出会い、ドラァグクイーン用のドラムブーツを開発して起死回生を図る実話をもとにした、世界的なブロードウェイ・ミュージカルの傑作だ。

全楽曲を手掛けたポップスの女王シンディ・ローパーは、作品を通して「ありのままの自分を受け入れる尊さ」を叫び続けた。ブロードウェイの舞台でタイトルに掲げられた「kinky」は、単なる妖艶な靴を指すのではない。世間の偏見や「普通」という枠組みからハミ出した個性の輝き、誇り高き自己表現のシンボルだ。劇場で観客が喝采を送るとき、この言葉はもはや恥ずべき隠語ではなく、多様性と人間味を称賛する最高の褒め言葉へと昇華している。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。