廿日市女子高生殺害から14年の執念|鹿嶋学の動機と判決の全貌

廿日市女子高生殺害から14年の執念|鹿嶋学の動機と判決の全貌

廿日市女子高生殺害から14年の執念|鹿嶋学の動機と判決の全貌に関する専門家の意見を分かりやすく解説いたします。

事件が発生したのは、2004年10月5日の午後3時前でした。廿日市市上平良の自宅に帰宅したばかりの県立高校2年生・北口奈於さんが、侵入してきた男に刃物で襲撃されたのです。異変に気づいた祖母(当時72歳)が駆けつけたものの、祖母も複数箇所を刺されて重傷を負い、男はそのまま現場から逃走しました。

現場の玄関や階段には犯人のものとみられる血液(DNA型)や指紋、靴跡が明確に残されていました。広島県警は目撃情報をもとに作成した似顔絵や靴のサイズなどを公開し、延べ30万人以上の捜査員を投入して懸命の追跡を続けました。しかし、犯人に直結する有力な手がかりは一向に得られず、事件は長期化の様相を呈していきました。

2010年に殺人事件の公訴時効が撤廃された後も、父親の北口聡さんをはじめとする遺族はブログを開設し、街頭でのチラシ配りなど精力的な情報提供の呼びかけを継続。風化に抗う家族の姿は、全国のメディアでも大きく取り上げられ続けました。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。