映像の美しさを堪能しつつ、本格的なライブ空間を作り上げるために避けて通れないのが「マイクの音ズレ(遅延)」対策だ。テレビのHDMI端子を経由して映像と音声を同時に処理すると、現代の薄型テレビ特有の画像補正回路によって、声を発してからスピーカーから音が出るまでにわずかなタイムラグが生じてしまう。
この違和感を解消する王道の裏ワザは、音声をテレビから直接出力せず、Switch本体のヘッドホン端子から外部スピーカーやサウンドバーへ有線(3.5mmオーディオケーブル)でダイレクトに出力することだ。信号処理の遅延がほぼゼロになり、自分の声が耳へダイレクトに届く心地よいレスポンスが手に入る。
使用するマイク選びも重要だ。手軽なワイヤレスマイクも魅力的だが、通信の安定性とシビアなタイミングを追求するなら任天堂純正のUSB有線マイクがベスト。設定画面で「マイク位置調整」をしっかり行い、エコーの強さやイコライザーを好みの質感にチューニングすれば、自宅の一角がプロ仕様のボーカルブースへと生まれ変わる。