現代ハンドボールのトレンドは目まぐるしいスピードで進化を続けている。本大会でも、ゴールキーパーを下げてコートプレイヤーを7人にする「7人攻撃(ノーゴールキーパー)」の導入タイミングが試合の勝敗を大きく左右しそうだ。
リスクを冒して得点力を高める攻めの采配か、あるいは相手のミスを誘発して無人のゴールへロングシュートを叩き込むカウンター狙いか。ベンチの監督による頭脳戦も今大会の隠れた見どころだ。高校生レベルとは思えない戦術の柔軟性と瞬時の判断力は、日本のハンドボールが新たな領域へと突入したことを雄弁に物語っている。