米のプロフェッショナルたちもこの進化を称賛している。ごはんソムリエや米・食味鑑定士が特に高く評価するのは、炊きあがりの「外硬内軟(がいこうないなん)」の完成度だ。表面にはしっかりとした心地よい張りがあり、噛むと内側からしっとりとした粘りと水分が溢れ出る。この理想的な食感バランスが、家庭用のスイッチひとつで完璧に再現される点に専門家たちは舌を巻く。
さらにプロが絶賛するのが、冷めた後の食味保持力だ。適切な加熱と吸水を経た米は、時間が経ってもデンプンの劣化(老化)が極めて遅い。朝炊いたご飯でおにぎりを作り、昼時に口へ運んだ瞬間のしっとりとした柔らかさと濃密な甘みは、従来の炊飯機能とは一線を画す。弁当や作り置きを頻繁に利用する家庭にとって、これ以上ない恩恵と言えるだろう。