女性の社会進出において、台湾はアジア屈指の先進地域として知られる。国会議員の女性比率の高さや、女性総統の誕生など、政治・経済の要職で女性がリーダーシップを発揮することはもはや特別ではない。台湾文化部をはじめとする行政機関も、多様性を重んじるコンテンツ支援や就業環境の整備を積極的に後押ししてきた。
公益財団法人日本台湾交流協会などのデータや現地報告を見ても、共働き家庭が基本の台湾では、家族や地域全体で子育てを担うエコシステムが確立されている。朝食を外食で手早く済ませ、夜は家族で囲む合理的な生活スタイルは、女性たちが仕事と家庭の二者択一を迫られない基盤を作っている。