炭酸水は何性?実は弱酸性!歯への影響と驚きの体内変化を検証

炭酸水は何性?実は弱酸性!歯への影響と驚きの体内変化を検証

炭酸水は何性?実は弱酸性!歯への影響と驚きの体内変化を検証についての疑問解決ガイドを徹底解説します。

口に含んだ瞬間に弱酸性を示す炭酸水だが、一度体内へ飲み込まれると人体の持つ精緻なホメオスタシス(恒常性維持機構)によって劇的な変化を遂げる。「酸性の飲料を飲むと身体が酸性に傾く」という言説は、生化学的には完全な誤解に過ぎない。

胃に届いた炭酸水は、pH 1.5〜2.0という極めて強力な胃酸と混ざり合う。胃酸の強酸性に比べれば、炭酸水の酸性度は桁違いに穏やかだ。さらに小腸へと送られる過程で、膵臓から分泌される重炭酸塩によって速やかに中和される。血液のpHは通常7.35〜7.45という極めて狭い弱アルカリ性の範囲に厳密にコントロールされており、炭酸水をどれほど飲んでも血液が酸性化することはない。

水に溶け込んでいた二酸化炭素は胃腸管の毛細血管から吸収され、血流に乗って肺へと運ばれる。そして最終的には呼気として体外へ排出される。つまり、弱酸性の液体として体内に入った炭酸水は、最終的に水と呼気中のガスへと完全に分解・処理される仕組みになっている。

伊藤 翔太
著者

伊藤 翔太

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。