来場者の怒りを決定づけ、全国的な炎上へと発展させた最大の要因が、施設内のトイレ問題と料金設定の不透明さでした。
会場となった施設内には来場者が利用できるトイレが1つも設置されておらず、運営側は当初「一度退場すると再入場不可」という極めて硬直的なルールを適用していました。タピオカミルクティーは利尿作用のあるカフェインや水分を多く含む飲料であり、真夏の炎天下で行列を作った若者たちにとって、トイレに行けない環境は肉体的にも過酷なものでした。
批判が殺到したことを受け、運営側は急遽「スタッフへの声掛けによる一時退出」を認める措置を取りましたが、アナウンスの不徹底により現場の混乱は収まりませんでした。当時の知恵袋やレビューサイトに残された評判と口コミには、以下のような生々しい声が並んでいます。
- 「ウェルカムドリンクは紙コップの底に少し入っているだけで、ぬるくて飲む気になれなかった」
- 「トイレに行きたいと伝えたらスタッフに怪訝な顔をされ、原宿駅の公衆トイレまで走らされた」
- 「チケット代1,200円に加えて会場内のタピオカが1杯500円〜700円。完全な二重課金システムだった」
入場料とチケット価格は、前売り券で1,000円、当日券で1,200円(未就学児無料、ウェルカムドリンク付き)に設定されていました。一見手頃な価格に見えますが、中で自由にタピオカが飲めるわけではなく、会場内の店舗では通常通りの購入が必要でした。「実質的にただの有料物販ブースに入場料を取られた」という消費者の不満が、ネットの反応を苛烈なものにしていったのです。