主要幹線道路を走っていても、かつてのように数十メートルおきに鮮やかな看板が目に入る光景は減りつつある。背景にあるのは、後継者不足や老朽化に伴う地方SS(サービスステーション)の集約と、都市部での地価高騰による店舗統合だ。2026年現在のガソリン価格は地域ごとの配送コストや競合状況に強く左右されており、同一区内であってもLあたり10円以上の価格差が生じるケースが当たり前のように存在する。
ここでドライバーが注意すべきは、「安さを求めて走る走行コスト」そのものだ。わずか数円安く給油するために数キロ先の店舗へ移動すれば、その往復で消費する燃料と時間が割引額を相殺してしまう。現在の賢いドライバーは、自車の燃費と移動ルート上の実質コストを直感的に見極め、無駄な迂回をしない最短ルートでの給油判断を徹底している。