既存の「アナウンサー」という枠組みに収まらない彼女のプレイスタイルは、今後のマスメディアにおけるタレント像の新しいモデルケースとも言える。手描きアートという個人技を武器に、テレビ局のアナウンサーというパブリックな立場を掛け合わせることで、唯一無二のシナジーが生み出されている。
デジタル化が急激に進む放送業界にあって、手描きの温もりや個人の感性を前面に出すアプローチは、非常に新鮮に映る。言葉とビジュアルの両方でストーリーを紡ぎ出すその手腕は、メディアの垣根を越えた表現者としての可能性を大いに秘めている。