熊本県出身の山本アナは、明治大学在学中からメディアの世界に強い関心を寄せていた。言葉の持つ力と表現の可能性を探求した大学時代を経て、TBSテレビに入社。彼女の転機となったのは、夕方の情報・報道番組『Nスタ』での経験だった。
生活者に密着した速報や社会問題を扱う『Nスタ』の現場で、彼女は「誰のために、何を伝えるのか」というアナウンサーとしての根幹を徹底的に叩き込まれた。尺の限られた生放送の中で、視聴者が直感的に理解できる言葉を選び取る即妙さ。この時期に培われた現場感覚と冷静な状況判断力こそが、現在の『news23』で見せる高い信頼感の礎となっている。