Q1:主人公の浅川拓は作中で何台のバイクを乗り継ぎましたか?
A1:拓が正式に所有・搭乗した主な単車は4台存在します。物語冒頭のヤマハ・FZR250R(ケニー・ロバーツ仕様)、一時的に乗ったカワサキ・ゼファー400、本編の象徴であるホンダ・CB400FOUR(ヨンフォア)、そして天羽の死後に受け継いだSR400(ルシファーズハンマー)です。特にヨンフォアは拓の成長を象徴するメインマシンとして認知されています。
Q2:天羽時貞の「ルシファーズハンマー」は市販車として実在しますか?
A2:市販車としては存在しません。ヤマハ・SR400(またはSR500)をベースに、プライベーターの手によって極限までボアアップ・フルチューンされたワンオフのカスタムマシンという作中設定です。なお、1990年代にアメリカのデイトナBOTTレース等で活躍した伝説のレーサー「ルシファーズ・ハンマー(ハーレー・ダビッドソンXR1000ベース)」が車名の元ネタとなっています。
Q3:なぜ『特攻の拓』のバイクは現代でここまで値段が高いのですか?
A3:元々の生産台数が限られていた昭和〜平成初期の絶版車であることに加え、当時の暴走族による過酷な使用で残存数が激減したためです。さらに、現在40〜50代となったリアルタイム世代の旺盛な需要と、世界的な空冷キャブ車のコレクターズアイテム化が重なり、新車当時の定価の数倍から十倍以上のプレミア相場を形成しています。
Q4:作中に出てくるバイクのコール(排気音リズム)は本当に可能なのですか?
A4:マー坊の乗るホークII(CB400T)などが鳴らす独特のエキゾーストサウンドは、いわゆる「吸い込み」と呼ばれる現象を伴うもので、当時の旧車愛好家や暴走族の間で実際に親しまれていたテクニックです。ただし、エンジンの急激な回転数変動や排気系への負荷が極めて大きく、現代の公道で行えば騒音規制違反や整備不良の対象となります。