新鋭映画スタジオA24が制作した話題の伝記映画『アイアンクロウ』は、単なるプロレス映画の枠を超えた重厚なスポーツドラマとして世界的な大ヒットを記録した。劇中で主役のケヴィン役を演じたザック・エフロンの肉体改造と鬼気迫る演技は語り草となっているが、観客の心を最も激しく揺さぶったのは、実弟ケリー・フォン・エリックが辿ったあまりにも切ない運命だった。
映画の興行的な大成功を経て、作品はNetflixやHBO Maxといった大手ストリーミングサービスで配信がスタート。これまで格闘技に馴染みのなかった若年層や一般の映画ファンにもその名が知れ渡り、かつてプロレス業界を揺るがした巨大な悲劇への関心が爆発的に高まっている。