テスラを単なる移動手段から先進のテックデバイスへと昇華させているのが、先進の自動運転テクノロジーだ。イーロン・マスクが提唱する「カメラ映像とAI解析のみによる自律走行」を実現するため、車両周囲には高精度なカメラや各種センサーが密密に配置されている。
車検時において、これらカメラの画角ズレやフロントガラスの飛び石キズ、校正(キャリブレーション)の不具合は見落とせないチェック項目となる。もし事故や衝撃でカメラの取り付け位置が数ミリでも狂っていれば、オートパイロット機能の誤作動や作動停止を招く恐れがあるからだ。
ガラス交換を伴う車検整備の場合、専用の校正ターゲットを使用した再設定作業が必要となる。一般的な整備工場では対応できないケースもあるため、センシング機能に関わる部位の整備だけは、専用設備を備えたショップへの依頼が安全上の絶対条件だ。