忘れ物への恐怖は、試験当日のメンタルを崩壊させる最大のトリガーになる。受験票、筆記用具(予備を含む鉛筆やシャープペンの芯)、身分証明書、交通系ICカードのチャージ残高確認は、前夜のうちに完了させておくのが基本中の基本だ。会場の空調差に対応できる前開きの羽織もの、視覚的・聴覚的ストレスを遮断するアイテムも欠かせない。
そして見落とされがちなのが、デジタルデバイスの管理だ。学校や塾で使っているGoogle Classroomの通知、SNSのタイムライン、友人たちからの「緊張する」というメッセージは、無意識のうちに脳のリソースを消費させる。会場に向かう道中ではスマートフォンを機内モードにするか通知を完全オフにし、脳のメモリを完全に試験問題のためだけに空けておく規律が求められる。