バンド名「this is last」の読み方は「ディス・イズ・ラスト」。2018年5月、千葉県柏市を拠点に結成されました。当時、音楽活動において後がなかったメンバーたちが「これが最後のバンド活動にする」という悲壮な決意を込めて名付けたのが始まりです。同時に、作詞を手掛ける菊池陽報が繰り返してきた「痛ましい恋愛をこれっきりで終わりにしたい」という個人的な祈りも重なっています。
結成当初から、下北沢や渋谷、地元・柏のライブハウスで精力的な活動を展開。YouTubeやTikTokなどの動画プラットフォームを通じて楽曲の断片が拡散されると、生々しい別れの描写に共感したリスナーの間で瞬く間に話題となりました。
主要メンバーのプロフィールと歩み
詳細を見るサウンドの核を担う中心人物たちの背景には、それぞれの妥協なき音楽的ルーツが存在します。
菊池 陽報(きくち あきつぐ / Vo & Gt)
すべての作詞・作曲を担当するバンドの象徴。自身の身を削るような実体験から紡がれるリリックと、胸に直接突き刺さるエモーショナルなハイトーンボイスが特徴です。公の場でのインタビューでも「嘘の歌詞は一行も書けない」と公言しており、赤裸々な告白調のスタイルを貫いています。
鹿又 輝直(かのまた てるただ / Dr & Cho)
タイトかつ推進力のあるビートでアンサンブルを支えるドラマー。菊池の感情的なボーカルとギターを的確に支えつつ、ダイナミックなリズムで楽曲のドラマ性を引き上げます。
2026年のメンバー脱退の理由と現在の体制
詳細を見るバンドは元々3人組として活動していましたが、2026年3月末をもってベースの竜矢が脱退を発表しました。公式アナウンスや関係者の証言によると、確執や不仲によるものではなく、「バンドが進むべき将来設計と、個人の人生設計における価値観の相違」をメンバー間で時間をかけて前向きに話し合った結果の円満な決断でした。
リズム隊の片翼を失う転機を迎えましたが、バンドは歩みを止めることなく、実力派サポートベーシストを迎える体制へとシフト。2026年現在もその強固なライブアンサンブルはさらに磨きがかかっています。