「体に悪い」は本当か?保存料の危険性と無添加表示の罠を検証

「体に悪い」は本当か?保存料の危険性と無添加表示の罠を検証

「体に悪い」は本当か?保存料の危険性と無添加表示の罠を検証について詳しく解説いたします。最新の情報をお届けします。

批判の矢面に立つ代表的な物質が、清涼飲料水に使われる安息香酸ナトリウムと、加工肉や惣菜に使われるソルビン酸カリウムである。過去の実験データや特定の条件下での反応が取り沙汰され、インターネット上で危険視されることが少なくない。

安息香酸ナトリウムに関しては、かつてビタミンCと反応して微量のベンゼンが生成される可能性が懸念された。しかし、現在の飲料業界では処方設計が徹底的に見直され、ベンゼン生成のリスクは排除されている。また、ソルビン酸カリウムも体内で速やかに代謝され、水と炭酸ガスに分解されて排出される仕組みが解明されている。定められた基準値を下回る範囲において、体内に蓄積して急性毒性や慢性毒性を引き起こす恐れはない。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。