ネット上で急速に拡散した「被害児童の父親は外国人ではないか」という疑惑について、結論から言えば、現時点で警察からのそのような発表は一切存在しない。京都府警察が行っている広報や定例記者会見、ならびに捜査関係者への取材によれば、家族の国籍や出自に関する噂は客観的根拠を完全に欠いた情報である。
事件発生直後、一部の匿名掲示板やSNS上で「家庭内に国籍の違いによる特殊な事情があったのではないか」という根拠のない推測が書き込まれた。これが閲覧数を稼ぐ目的のまとめサイトや個人アカウントによって再生産され、検索ワードとして上位に浮上したのが事態のカラクリだ。父親をはじめとする家族は、愛する我が子の無事な帰宅を祈りながら、連日警察の捜査に全面的に協力している。事実に反する無責任な噂の流布は、傷心の中にある遺族・家族をさらに追い詰める二次被害にほかならない。