TKの音楽を決定づけるもうひとつの要素が、地声と裏声をシームレスに行き来するハイトーンボイスと、過激でありながら明瞭なギターサウンドです。
その歌唱法は、喉を締め付けずに共鳴腔を巧みに操るミックスボイスと、ささやくようなウィスパーボイス、そして感情を限界まで吐き出すシャウトが緻密に使い分けられています。ライブの現場においても、PA卓と密に連携しながらボーカル用エフェクターを駆使し、残響や歪みをリアルタイムでコントロールする姿勢は徹底しています。
ギタリストとしての愛用機材は、シェクター(SCHECTER)から発売されているシグネチャーモデル「SCHECTER AC-TK-TE-WH/SIG」(通称TKモデル)が象徴的です。アッシュボディにテレキャスターシェイプ、モンスターキラーピックアップを搭載し、高音域のアタック感とノイズ混じりのドライブサウンドを両立。アンプにはFender Twin Reverbなどの澄んだクリーンアンプを用い、足元に配置されたProvidenceやArion、BOSSなどのエフェクター群を巧みに踏み分けることで、耳をつんざく爆音と繊細なアルペジオを瞬時に切り替えています。