「最後の審判」と銘打たれた最終決戦では、味方サイドにも甚大な被害が出ています。ルシウスは冥府の悪魔の力と魂の魔法を組み合わせ、死者や強者を意のままに操る尖兵「聖騎士(パラディン)」として復活・洗脳させました。シスター・リリーやモルゲン、アシエといった歴代の重要人物が敵として立ちはだかる中、命を賭して戦線を維持した団長格にも犠牲者が生じています。
特に読者に大きな衝撃を与えたのが、翠緑の蟷螂団団長ジャック・ザリッパーの散り際です。モルゲンの圧倒的な光魔法の前に致命傷を負いながらも、最期に自らの魔法「裂断」を極限まで尖らせ、空間そのものを切り裂く一撃を放って壮絶な戦死を遂げました。彼の遺志はヤミや他の団長たちへと託され、戦意を再燃させる契機となっています。
幸いにも、アスタの「滅魔の剣」には因果を断ち切り、魂に刻まれた悪魔の魔力や洗脳を無効化する特性があります。これにより、シスター・リリーをはじめとする聖騎士化された仲間たちは次々と救い出されており、全滅エンドの懸念は払拭されつつあります。