Q1:お守りの紐が切れたり、生地が破れたりしたのは不吉な前兆でしょうか?
A1:不吉な前兆ではなく、むしろ「お守りが持ち主の身代わりとなって厄災を引き受けてくれた」と捉えるのが神道・仏教共通の解釈です。役目を果たしてくださったことに深く感謝し、セロハンテープなどで無理に修復して持ち続けるのではなく、速やかに授かった寺社へお礼参りを兼ねて返納し、新しいお守りを授かるのが正しい作法です。
Q2:お守りの中に入っている「内符(ないふ)」を取り出して見ても良いですか?
A2:絶対に取り出して見てはいけません。お守りの袋の中に納められている木札や紙札、金属の板は神仏の御神霊そのものであり、神聖な空間に封印されています。人間の好奇心で中身を覗き見る行為は、神社の本殿の奥に土足で踏み込むのと同等の無礼とみなされ、御神徳が抜けてしまうと伝えられています。袋ごと大切に扱ってください。
Q3:遠方の旅先で授かったお守りは、近所の神社に返納しても問題ありませんか?
A3:基本的には近隣の神社に返納しても問題ありません。日本の神々は八百万のネットワークで結ばれていると考えられているため、別の神社にある「古札納所」にお納めしても丁重にお焚き上げしていただけます。ただし、「神社のものは神社へ、寺院のものは寺院へ」という区別だけは必ず守ってください。もし心情的にどうしても授かった本山へ返したい場合は、多くの寺社が郵送による受付を行っているため、事前に社務所へ連絡して確認すると安心です。