トラック野郎の歌と『一番星ブルース』秘話!歴代挿入歌を徹底解剖

トラック野郎の歌と『一番星ブルース』秘話!歴代挿入歌を徹底解剖

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映画『トラック野郎』シリーズ全10作を通してオープニングや劇中の重要シーンを飾り続けたメインテーマ、それが「一番星ブルース」です。1975年8月に公開された第1作『トラック野郎・御意見無用』の封切りとともにリリースされたこの曲は、主役の菅原文太と愛川欽也によるデュエット曲として世に送り出されました。

作詞を手掛けたのは阿木燿子、作曲は宇崎竜童、そして編曲は数々のアニメ・ドラマ音楽の巨匠として知られる菊池俊輔が担当しました。哀愁を帯びたトランペットのイントロから始まり、唸るようなベースラインと泥臭いギターリフが、長距離トラック運転手の過酷な日常と心意気を浮き彫りにします。

特筆すべきは、菅原文太の低くかすれた無骨な歌声と、愛川欽也の軽妙かつ情味豊かなボーカルのコントラストです。決して職業歌手のような滑らかな歌唱ではないものの、不器用に生きる男の哀愁がダイレクトに伝わるパフォーマンスは、まさに星桃次郎そのもののテーマソングとしてファンの魂を揺さぶり続けています。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。