広島県内にある数多くの道路休憩施設の中で、なぜ「道の駅たけはら」がこれほどまでに耳目を集めているのか。その最大の理由は、「歴史観光・地域食文化・コンテンツツーリズムの3要素が高密度に融合した稀有なゲートウェイ」である点にあります。
施設は2階建ての構造となっており、1階には地元生産者が届ける朝採れ野菜や柑橘類、瀬戸内海の加工品が並ぶ「特産・産直コーナー」および「観光情報コーナー」を設置。2階には地域食材の粋を集めたレストランを備えています。行政資料および観光連盟のレポートによると、竹原市を訪れる年間観光客の約4割以上が本施設に立ち寄っていると推定されており、単なる物販店を超えた「地域経済のショーケース」として機能しています。
さらに注目を集めているのが、地元ガイドの案内でドラマのロケ地や由緒ある寺院を巡る「地元ガイドとまち歩き(DISCOVER WESTハイキング)」(13:30集合/所要時間約2時間)の発着拠点となっている点です。歴史解説を伴うウォーキングツアーの起点として施設を活用できる利便性が、旅情を重んじる大人の観光客から厚い支持を得ています。