燃焼がストップしている場合、リモコンパネルに表示される英数字のサイン、すなわち「給湯器エラーコード」が最大の解決の手がかりになります。国内シェアの大半を握る主要メーカー(リンナイ、ノーリツ、パロマ)の多くは、日本ガス石油機器工業会(JGKA)の統一規格に準拠した共通コードを採用しています。
例えば、「エラー111(給湯点火不良)」が表示された場合、点火用の火花が飛んでいないか、ガスそのものが本体に供給されていません。台風や豪雨の直後であれば湿気による点火プラグの一時的な不調、強風による排気逆流などが挙げられます。この場合、運転スイッチを一度「切」にし、数秒待ってから再び「入」にするリセット操作だけで正常燃焼に戻る事例が多発しています。
リンナイ給湯器修理やノーリツ給湯器エラー、さらにパロマ給湯器お湯が出ないトラブルで頻出する代表的なコードの初動対応は以下の通りです。
- コード111 / 110(点火不良):ガス元栓の開きを確認し、後述するガスメーターのランプ点滅をチェックした上で再点火を行う。
- コード140 / 14(過熱防止装置作動):機器内部が異常高温になった安全停止。自力での連続再点火は厳禁であり、30分程度放置しても復帰しない場合はメーカー点検が必須。
- コード710 / 720(電装基板異常):落雷や一時的な電圧低下による基板誤作動の可能性。電源コンセントを一度抜き、3分ほど放置してから差し直すことで改善する場合がある。
なお、エコキュートや電気温水器お湯が出ない理由としては、深夜電力での沸き上げ失敗、貯湯タンクの湯切れ、あるいはヒートポンプ配管のエア噛み(空気混入)が目立ちます。電気温水器のリモコンにタンク残量「0」が表示されている場合、昼間の沸き増し設定を手動で行う必要があります。