配信者の失踪に乗じ、インプレッション稼ぎを狙う動画クリエイターやまとめサイトが猛烈な勢いで粗製乱造された。「死亡の真相」「真犯人は誰か」といったセンセーショナルな見出しを踊らせる投稿がタイムラインを占拠し、人の死や失踪が格好のコンテンツとして浪費されていった。
ショッキングなコンテンツほど拡散速度が跳ね上がるアルゴリズムの挙動は、狂気をさらに増幅させた。事実関係の検証が置き去りにされたまま過激な疑惑だけが一人歩きし、関係者の精神的被害を拡大させた事実は、現在の情報空間が抱える深刻な病理を物語っている。