「流行っているから」という理由だけで色を選ぶ時代は終わった。現代の男性が求めているのは、自分自身の魅力を最大限に引き立てる「似合わせ」の技術だ。そこで不可欠となっているのが、イエローベース(イエベ)やブルーベース(ブルベ)といった肌のトーンや目の色から最適なカラーを割り出すパーソナルカラー診断である。
黄みのある肌には温かみのあるウォームブラウンやオリーブアッシュが馴染み、青み寄りの肌にはクールなアッシュグレーやラベンダーが肌の透明感を際立たせる。ヘアカラーを単なる毛髪の着色ではなく、肌の写りを良くするトータルコーディネートの一環として捉える視点こそが、現代のメンズグルーミングにおける本質的な進化と言えるだろう。