「緊張すると脇汗が止まらない」「季節を問わず服が濡れる」といった症状は、実は医学的な疾患である可能性がある。日本皮膚科学会のガイドラインによると、明らかな原因疾患がないにもかかわらず、日常に支障をきたすほど特定の部位に汗をかく病気を「原発性局所多汗症」と診断する。
特に脇の下に症状が出るタイプは若年層にも多く、自律神経の乱れや遺伝的要因も関係しているとされる。周囲からの視線を意識すればするほど不安が増し、さらに発汗が加速する負のループに陥りやすいのが特徴だ。我慢や気合いだけでコントロールするのは困難であり、適切な診断を受けることが解決への第一歩となる。