ビジュアルの圧倒的な美しさは、ポップカルチャーの世界でも強烈な光を放ってきた。映画監督ソフィア・コッポラが手掛けた2006年の映画『マリー・アントワネット』では、劇中を彩る色鮮やかなお菓子として大々的に使用され、世界中のクリエイターやファッション誌を歓喜させた。
このロココ調のエレガンスは、現代のSNS時代においても色あせない。Instagramのタイムラインを華やかに彩るアプローチから、Netflixのドラマシリーズに描かれるパリのシークエンスに至るまで、視覚的なインスピレーションの源泉であり続けている。時代やプラットフォームが変わろうとも、人々を魅了してやまない美意識がそこにはある。