国際的な気象予測モデルの解析によると、台風15号の進路を左右する最大の鍵は、太平洋高気圧の勢力拮抗と上空の偏西風の位置にある。ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の最新アンサンブル予測は、台風が太平洋高気圧の縁を回り込む形で伊豆半島付近に上陸し、関東平野を縦断するシナリオを提示している。
一方、アメリカ海洋大気庁(NOAA)のGFSモデルは、上空の谷(トラフ)の深まりによって東側へ急カーブを切るコースを描いており、予測に若干のブレが存在する。ただし、いずれのモデルにおいても東日本の広い範囲が暴風域および大雨域に入る確率が70%を超えており、直前の進路微修正に惑わされず、最悪のシナリオを想定した備えが必要だ。