ネット上の掲示板やSNS、音楽コミュニティでの反応を検証すると、ゆよゆっぺというクリエイターに対してリスナーが抱く感情には、ある共通点が存在します。それは「少年期の衝動と痛みを肯定してくれた存在」としての絶大な信頼感です。
ボカロ黎明期を知る古参ファンからは、「中学生の頃に『Leia』を聴いて初めてスクリーモという音楽を知り、洋楽のラウドロックを聴くようになった」「彼の曲に出会わなければバンドを始めていなかった」という声が多数寄せられています。DTMによる機械的な音楽という偏見を持たれがちだったボーカロイドに、人間の生々しい叫びや汗の匂いを持ち込んだことが、思春期のリスナーの心に深く刺さったのです。
一方、BABYMETAL経由で彼の存在を知ったメタルリスナーからは、「日本のクリエイターでここまで説得力のある音圧とドロップDチューニングのグルーヴを出せる人間は稀有」「ポップなメロディの中に、あからさまに本物のメタルの文脈が仕込まれていて驚いた」という高い評価が定着しています。サブカルチャーとアンダーグラウンドのラウドシーン、その両方の文脈を完璧に理解している稀有な存在であることが、世代やジャンルを超えて支持される根底にあります。