おしゃれカンケイの真相|16小節のラブソングと古舘降板の裏側を解剖

おしゃれカンケイの真相|16小節のラブソングと古舘降板の裏側を解剖

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全533回にわたり高視聴率を維持していた人気番組が、なぜ2005年3月をもって突然幕を下ろしたのか。ネット上では様々な憶測が飛び交いましたが、その決定的な理由は古舘伊知郎の報道キャスター就任に伴う専任化とスケジュール問題でした。

古舘は2004年4月5日より、テレビ朝日系の看板報道番組『報道ステーション』の初代メインキャスターに就任しました。月曜から金曜までの毎夜、2時間の生放送を取り仕切る重責を担うことになり、準備や取材を含めると拘束時間は膨大なものとなりました。開始当初の約1年間は日テレ系の日曜夜である『おしゃれカンケイ』の収録も並行して継続していましたが、過密極まるスケジュールと報道の顔としての立ち位置の整理が不可避となりました。

当時の報道各社の取材データによると、局側やスポンサーである資生堂との協議を重ねた結果、「番組の人気が衰える前に、10周年の節目を越えた最高のタイミングで華々しく完結させる」という円満な合意に至ったとされています。最終回では過去の名場面を振り返りつつ、古舘自身が視聴者とスタッフへの深い感謝を述べ、10年9カ月の歴史に美しく終止符を打ちました。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。